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人にアドバイスする時に気をつけたい3つのこと

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こんにちは、Dr. ケイです。

今日のテーマはアドバイス。

 

子育てされている方、学校の先生、上司、先輩、コンサルタント、コーチ、カウンセラーなど、誰かの成長の手助けをされている方、また友人関係、家族関係などプライベートで他者にアドバイスすることがある方へのメッセージです。

 

『自信をもつには』で「人からアドバイスをもらいたいと思ったら、まず自分の答えを自分の中に探してからにしましょう。」と書きましたが、今回はアドバイスを与える側の心構えです。

 

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アドバイスする時の心構えとして以下の3つが挙げられます。

1. 求められていないアドバイスはしない

もし、アドバイスを求められたら適切な形でアドバイスをします。しかし、こちらがアドバイスしたいな、と直感的に思っていても、アドバイスを求められてない時に、基本的にアドバイスはしません。

アドバイスしたいという前のめりの気持ちをぐっと引っ込めて、アングルを変えて、質問します。例えば、あなたが上司で、毎日遅刻してくる部下がいた場合、最初におこなうのは、興味をもって質問することです。「最近遅刻が多いようですが、何か困ったことがありますか?」などです。そして、あなたの立場からあなた自身の考えを述べるのは結構ですが、かならず相手が自分の答えを自分から出せる余白を残しておくことです。自分の答えを出すために、試行錯誤して自ら答えを導き出す過程に沢山の学びのチャンスがあります。多くの場合、私たちは自分が答えを知っている気になり、先回りして答えを言いたくなりますが、それは本人のためになりません。ましてや、求められてもいないアドバイスを与えるということは、自分が、人の役に立つことで自分のエゴを満たしたい場合がほとんどです。

2. その人が行き着くべきと思われる具体的な到達点を言わない

ネイティブアメリカンの長老たちは、若い者からアドバイスを求められることがあっても、絶対に答えを言わない、と言われています。なぜなら、答えは本人の中にあるからです。そして、本人が自分自身でゴールに行き着く醍醐味を奪わないということです。自分で答えを見つけることが一番の学びであり、喜びだからです。あなたのお子さんが学校生活で悩みをかかえているようなとき、「〇〇したらいい」という具体的なアドバイスはなるべく避けます。その代わり、話を聞いていき、「どうしたらいいと思う?」などと、自分で問題を解決できるような質問をゆっくりとしていきましょう。自分で問題を解決できたときの成長は、お母さんや先生に言われた通りやったらうまくいったときのものと雲泥の差です。

3. 相手が自分で問題を解決できると信じること

相手にアドバイスするときに最もだいじなことは、本人が自分の問題を自分の力で解決できると、こちらが信じきることです。困っている人を見るとほっておけない、私が助けなければ、と思う人もいるでしょう。それが悪いといっているのではありません。でも、あなたは救世主になってはいけないのです。あなたが救世主になるということは、本人が自分で問題を解決できるチャンスを奪います。そして、結果的に、その人の犠牲者意識を招き、依存心を増大させることになるでしょう。相手が大人であっても子供であっても依存的な関係になるのは不健康ですね。相手を尊重するという意味でも本人が自分で決断できるように導きましょう。

 

エグゼクティブコーチ・組織のコンサルタントとして30年近く仕事をしてきましたが、仕事が一番うまくいくときは、こちらに良いアイデアがあるときではなく、クライアントのアイデアをうまく引き出すことができたときです。素早く問題を解決することだけに焦点を当てるだけでなく、どんな時でも相手が自分で答えを導き出せるよう見守ることを大事にしたいものですね✨