こんにちは。今日は半日断食について。
私はかれこれ10年ほど、半日断食を心がけています。といっても、最初は朝ごはん抜きを実践して夜ごはんを早めに済ませるということをやっていただけなんですけどね。
最近、半日ダイエットというのを耳にするようになったので、今までより意識的に実践するようになりました。
基本は簡単。
- 夕食は夜8時前に済ませそれ以降は食べない
- 朝ごはんを食べない
- 昼ごはんは正午以降に食べる
これだけ。
もともとの目的は、食べ過ぎを防いで、内臓の働きを休ませてリセットするということでしたが、体重管理にも効果があるようです。ここ20年、ほぼ同じ痩せ型の体重をキープしています。また、肌の調子がかなりよくなり潤いがアップしています。夜普通の石鹸で洗顔したら、何もつけずにそのまま寝ても十分肌が潤った状態をキープできています。
私はどちらかというと夜型人間で、朝は低血圧ぎみ、朝のウォーミングアップはゆっくりのタイプで、朝食を抜くというのは私にとってそれほど難しいことではありませんでした。逆に、朝、食事をした後は体が重くなり、軽く疲労感がでてしまい、エネルギーがダウンして、生産性が下がってしまいます。朝食をたべないと、疲労感がなく、午前中の行動力がアップするのです。また、私はもともと便秘がちでしたが、朝の食事を抜くことでお通じも整いました。
24時間のなかでの人体の生理リズムは、3つに分けられるといわれています。
- 正午から午後8時までは「栄養補給と消化」の時間
- 午後8時から午前4時までが「吸収と代謝」の時間
- 残りの午前4時から正午までを「排泄」の時間
このリズムに当てはめてみても、午前中は食べないのが良いというのがわかります。
甲田光雄著
『奇跡が起こる半日断食』
こちらの本も参考になりました。
高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチなど、西洋医学でなかなか治しづらい病気も、断食することで、傷ついた腸(リッキーガット)を休めることで改善するということです。
また食べる量を減らすことで、老化防止効果も。
空腹になる前に、「時間通りに何か食べなければならない」という観念(頭の中で勝手に作ったルール)から食べたり、またストレスが溜まると、とりあえず食べて満たすということもしていました。食べようと思う時、頭に聞くのではなく、体の感覚に従って決めるようにするのです。体は頭よりも賢く正直です。また、半日断食を続けて思うのは、そもそも食べ過ぎているということです。食べる量を減らした方が、頭もクリアーで体も軽やかに動くということを体感しています。食べる必要がないのに食べる、ストレスで食べすぎる、というのを続けていれば体の機能もいずれ悲鳴をあげてしまいますね。
満腹は病気の元、腹8分目という言葉がありますが、私の経験からすると、自分には腹7分目以下でもよさそうです。そして、食べるときは美味しいものを楽しく頂きます。人生100年と言われる時代ですし、体に負担をかけないような生活習慣を身につければ健康寿命も長くなりますね。体は魂の乗り物と言われています。食養生で自分の持っている身体をメンテナンスしながら、人生の旅を思う存分楽しみたいですね。
シアトル各地で催されているファーマーズマーケット。生き生きピカピカの野菜 を毎週仕入れます。