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心の断捨離ーこだわりを捨ててシンプルに生きる

みなさん、こんにちは。今日アメリカでは7月4日、独立記念日です。

毎年、この日は祝日で、お祝いの花火が鳴り響きます。こちらの花火は日本の花火と違って賑やかな花火。花火と花火の間隔が狭く、とにかくばんばん打ちまくり鳴らしまくります。煙もすごい。音楽とともに演出されていることもあって、日本の花火の風情とは程遠い感じです。

この写真で雰囲気が伝わるかしら。

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写真はこのサイトからお借りしています。

https://www.myballard.com/2019/07/01/get-ready-for-4th-of-july-celebrations/

 

さて、今日はこだわりを捨てるというお話。

 

10年ほど前の、独立記念日に合気道の先生ご家族といっしょにピクニックに行った時のこと。美味しいものを食べながら、心理テストゲームをすることになりました。まずは「自分が動物になるなら、どの動物になりたいか」を話します。その後、「なぜその動物になりたいのか」を説明します。

Aさん「鷲になりたい」「カッコいいし、高い山の上から下界を見下ろして見たい、自由だし」 

Bさん「犬になりたい」「盲導犬みたいに人の訳に立ちっていて魅力的」 

Cさん「シマウマ」「おしゃれだし ユニーク」 など、

口々に話していたところ、先生の番。 

先生は、 「プランクトン」 全員絶句。 

私「は???そりゃまたなんでですか?」 

先生「だって、プランクトンってふわふわ浮いていて、

お気楽そうじゃないか。流れに身をまかせ、

大きな魚がきてパクっと食べられても、

あ〜食べられちゃったね〜ははは。みたいな感じで。」 

すると、先生のお嬢さん(当時小学生)がすかさず、 

「やだ〜!プランクトンなんてつまんない。」 

先生はニコニコわらって、「そう?笑」

なんて言って、みんなで大笑いしたのです。

私は今でもその会話が忘れられません。この話のオチは、なぜその動物になりたいか、というのが本当になりたい自分、ということで、このゲームをするたびになるほど、それぞれの人の価値観が浮き彫りになります。

先生のコメントは、当時の私にはショッキングでした。 

長い間、「この世での自分の存在価値を高めたい」とか、「何かを成し遂げることが存在価値だ」とか、「社会に貢献することが自分の存在価値だ」などと考え、
必死で頑張って来ていたからです。

しかしいくら頑張っても頑張っても、何かを成し遂げても、社会から高い評価を受けても、満足することなく、心は穏やかになりません。

その一方で、先生は、とても小さな小さな存在のようなプランクトンになって、お気楽にぷかぷかして、食べられちゃっても笑ってるのがいいとニコニコしながらおっしゃったのです。

今になってみると、先生のおっしゃったことがよく分かります。 

こだわりや思い込み(〇〇しなければならないという強迫観念や自分は不十分であるという自己否定の観念)を捨てれば心おだやかな平安がやってくる、ということ。 

生きてきた過程でみにつけてきたこだわりや思い込みが苦悩や悲しみを産みだしているということ。

あなたはどんな思い込みをもっていますか?

私たちの人生をブロックしているこだわりや思い込みはどんどん捨てましょう。

そうすれば、人生はどんどんシンプルになって、今ココにいることを楽しみ、やりたいことがはっきりして、淡々と楽に行動できるようになるでしょう。