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すべては自分の中にある

嫌われることを恐れない

 

こんにちわ。自由と解放を推進しています😆✨

私たち人間が不要な思い込みやとらわれから解き放たれて、個人も社会も満たされ感がアップしたらいいなと思って今日もシアトルからこのブログを書いています。

 

今日は嫌われることについて。

 

コーチングの個人セッションをしていると、自分が本当にやりたいことは何なのかわからないという方が結構いらっしゃいます。やりたいことがわからない原因を掘りさげていくと、人から嫌われたくない、批判されたくない、という思いが上がってくることがよくあります。全ての人から好かれるはずはないと頭で分かっていても、実際には嫌われるのを恐れて、その状況に過剰に適応してしまい、魂の声が聞こえず、やりたいことがわからなくなってしまいます。実際に、自分のやりたいことをやったり、自分らしさを大事にすれば、周りから嫌われたり、批判されたりすることもあるものです。嫌われることへの恐れは、私たちの顕在意識、潜在意識の両方に眠っています。本来の自分で生き生きツヤツヤした人生を送りたいのであれば、嫌われることへの恐れは手放したいものですね。

 

自分にも嫌いな人がいる。

あなたは今まで嫌いだと思った人はいませんか?感情はいつも生まれては消えていくものですから、嫌いだという感情もしばらくたてば消えていくことでしょう。または、恨みのように嫌いという感情をつかんだまま苦しむこともあるでしょう。ここで考えてみたいのが、この世で生きていれば嫌われることもなく嫌うこともない人生なんてありえないということです。全ての人から好かれている人など存在しません。自分にも嫌いな人がいるように相手にも嫌いな人がいるのです。もちろん、誰だって人に嫌われるのは嫌なものだし、嫌われるよりは好かれたほうがいいでしょう。むやみに人から嫌われるような振る舞いをするのは、それはそれで別の問題があるでしょう。ここで大切なのは、誰からも嫌われてはいけないという思い込みを捨てることです。

 

 

周波数が合わなくなることもある。

人間関係はその時の周波数の合うもの同士が引き合って成り立っています。万物流転という自然の法則にのっとって、全てのものは変化しており、人間もその一部です。長年の友人であっても、家族であっても、それぞれの成長や変化にともない、それぞれの周波数が変化し、響き合わなくなることがあります。その場合、自然の法則に沿って、違和感を感じて離れていくのはごくあたりまえなことです。もし、あなたのことを嫌いになって、離れていく人がいるとしたら、自然の法則に従って、それは周波数が合わなくなったということです。だから、あなたはあなたで周波数の合う人と一緒にいればよいのです。好きになってもらおうと、自虐的になるのではなく、あなたのことを嫌う人とはできるだけ距離をあければよいのです。そして、自分と理解し合える人を大切にしましょう。

 

嫌いになるのは相手の問題。

“嫌いになるのは相手の問題であなたにはどうしようもない。

陰口を言われても、嫌われても、あなたが気にすることはない。

「相手があなたをどう感じるか」は相手の課題なのだから。“

 

これは、アドラー心理学で有名なアルフレッドアドラーの言葉です

 

アドラー心理学の考え方の中に課題の分離というのがあります。これは、他者の課題は自分がコントロールできるものではないので介入しない、また、たとえ親子や家族であっても、他者を自分の課題に介入させないという考え方です。相手が自分についてどう感じるかは相手の課題ですから、そこに首をつっこむことなく、自分の課題をしっかりやりましょう。この場合、自分の課題とは、相手がどう感じるかということではなく、自分がどう感じ、どう行動するかということに意識を向けるということです。あなたが相手の反応に翻弄されてしまって自分の軸が揺らいでいる状態というのは、あなたが自分自身を幸せにするパワーを放棄してしまっているということになるのです。自分の軸が揺れていることに気づいたら、心のベクトルを他人に向けるのではなく、自分の中に向けていきましょう。そして、自分と向き合い自分の課題に取り組みましょう。自分を幸せにできるのは自分だけなのです。人間関係腹6分目という言葉がありますが、他人と自分の課題を明確にした上で、お互いにサポートし、共感していける程よい心の距離感を保ちましょう。

 

子供の頃のトラウマを癒す。

以上のような考え方を頭では分かっていても、自分にとって大事だと思う人から嫌われると心は傷つきますから、嫌われることの恐怖心から、不安感や自信のなさが増大して、自分を押し殺して相手の機嫌をとったり、過度に物分かりの良い人になったりすることがあります。このように、嫌われたくないと強く思ってしまう大きな理由の一つに幼少期のトラウマがあります。親に愛されなかった(と思っている)、友達に仲間はずれにされた、など小さい頃の心の傷が残っている場合、自己否定感が強く、(自己肯定感が弱く)、他人からの承認欲求が強くなりがちです。もうそんな感情は忘れてしまったとか、解消している、などと思っていても、記憶に蓋をしている場合が多く、潜在意識のどこかにその悲しい感情が潜んでいます。これはインナーチャイルドと呼ばれています。

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少々勇気がいりますが、子供の頃認めてもらえずつらかったこと、叱られて怖かったこと、愛してもらえず悲しかったこと、仲間はずれにされて傷ついたことをなど、注意深く内観することをおすすめします。最初は苦しい感情が出てきますが、ずっと内観していると、その感情も薄れていくのがわかります。幼少期の心の傷は、潜在意識下での自己否定を強め、それが承認欲求が高め、自分を偽って過剰適応することになり、その結果自分らしさを十分発揮することができないため、人間関係でも仕事でも十分な結果もだせず、満足できず、さらに自己否定になるという循環が生じてしまいます。このような循環を断ち切るためにも潜在意識に潜むトラウマを癒していきましょう。

 

嫌われることへの恐怖心を手放して、本当の自分に目覚めたいですね⭐️

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そろそろマウントレーニエでハイキングの季節です。